新人看護師にまつわるハプニングあれこれ

見栄っ張りな新人看護師

40代女性からの投稿
病院4年 介護施設1年 行政1年

病院のルールを守らない新人看護師

40代の女性看護師です。
これまでに、病院の外来やデイサービスなどでの勤務経験があります。
外来には内科・外科・整形外科・総合外来があり、外来の看護師が手術室や内視鏡室、処置室、救急などを兼務していました。
総合病院の外来で勤務していた時、中途採用でやってきた40代半ばの男性看護師がいらっしゃいました。
その新人さんは、前の病院を2週間ほどで退職してしまったそうで、実際の業務はほとんどすることなく、新人扱いで入職してきました。
40代男性ということで、入職した時から普通の新人さんとは違っていました。
働いていた病院では、各科の診察で採血や点滴など、なんらかの処置の指示が出ると、看護師がカルテを持って処置室の看護師に引き継ぐことになっていました。
基本的に処置室はベテラン看護師なら一人、新人さんの場合は先輩とペアで入ることになっていました。
しかし、その新人さんは先輩と一緒でないのに勝手に処置しようとしたり、初めての事なのにわからないと言えなかったりしていました。
そんな時、トラブルが起こりました。

新人看護師から驚きの一言、「この血管に刺していいんですよね?」

新人さんが処置室の担当になっていた日のことです。
たまたま処置が必要な患者さんがいたので、カルテを持って処置室に行ってみると、新人さんがある患者さんの採血をしようとしているところでした。
そのときは、患者さんの腕に駆血帯を巻き、消毒もし、針のキャップもはずしていて、今からすぐに採血しようという状態でした。
新人さんは先輩看護師とペアで業務に入っているはずでしたが、近くにその先輩看護師はおらず、一人で採血しようとしていたので、もう慣れて一人で採血してもいいとゴーサインが出たものと思ったのですが、突然、
「この血管に刺していいんですよね?」と聞いてきたのです。
それを聞いていた患者さんは顔をしかめていますし、こちらも驚いて、すぐに新人さんと交代して採血を行いました。
後で聞いてみると、先輩看護師は、至急検査結果が必要な検体を持って検査室へ行っていたそうです。
その間は新人さんに雑用をお願いし、患者さんは呼び込まないように言ってあったそうですが、新人さんはもう自分一人でもできると思い、患者さんを呼んでしまったということでした。
最終的には師長からの指導が入り、本人も大いに反省したようです。

出来ない事は、見栄を張らずに正直に伝えること

新人看護師は、なにもできなくて当たり前です。
しかし、患者さんはそんなこと理解していません。
ですから、新人さんをフォローするための制度があるのです。
新人看護師は、自信がないこと、できないこと、やったことのないことについては、見栄を張らずに、正直に先輩看護師に伝えるべきです。
これは、患者さんのためだけでなく、自分の身を守るためにも必要なことだと思います。

新人看護師は謙虚さを忘れずに

私は要領の悪いタイプでしたが、できないこと、自信のないことは素直に周囲に伝えるようにしていました。
自分一人で何でもこなせるようになるために、積極的に取り組む姿勢は非常に大事ですが、謙虚さも必要です。
医療事故を起こさないためにも、周囲に相談することは大切です。